マスクにキュンキュン💛
4月21日の午前中、資料館のスタッフの一人が動物相談を受けました。「昆虫の幼虫を手に入れたのだけれど、クワガタの幼虫ではないか?見て欲しい。」とのこと。
動物相談は動物資料館でも大切な仕事のひとつです。今の時期であれば「ツバメが軒下に巣を作ったが、カラスが狙っているようだ。どうすればよい?」、「巣から落ちたスズメのヒナを助けたいがエサは何をやればいい?」というような相談があります。直接資料館においでになるお客様もいらっしゃいますが、休園が続いている現在、電話での相談しか受け付けていません。
今回は、実物を見なければ判断できない内容でした。相談者は動物園のすぐ近くにお住まいであるとのこと。休園中ではありますが、園の事務所の玄関まで来ていただくことになり、カブトムシやクワガタムシに詳しいスタッフが対応することになりました。
結果は『日本のクワガタムシの幼虫』でした。残念ながら、今すぐ種類まで特定することはできませんでしたが、それは羽化した時のお楽しみ♬
ノコギリクワガタ(標本)
そんな動物相談の後、相談者の方が「どうぞ」と紙袋を差し出されました。中にはたくさんの手作りマスク!
手作りマスクがいっぱい!!
対応したスタッフが動物資料館に戻りこのマスクを披露した時、「ワ~~♪」と歓声が上がりました。うれしさがてんこ盛り!!長引く感染症対策に追われる日々、今やマスクはどこにも売っていません。私たちスタッフも一般の方々同様マスクの調達には苦労しています。この思いがけないプレゼントに皆大感激でした。
かわいらしいマスクの数々♡
カブトムシマスクもあった~♬
実は、この相談者の方、2月までスタンプラリーにも親子で参加されていた熱心な生き物ファン。「近くなので毎日動物たちの声が聞こえる。早く動物園に行きたいな。」とおっしゃっていたそうです。そんなお客様方に支えられている熊本市動植物園。私たちスタッフも、今度皆様にお会いするときにはさらにパワーアップすることを心に誓ったのでした。
スタッフ一同大喜び!
☆★資料館・津田★☆
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