9月後半の気温は平年並みかやや高いという予報ですので、まだまだ暑い日がありそうですが、秋の気配も感じられないかと、園内をさがしてみました。
<実> 紫式部(むらさきしきぶ)の実が色づいています。 ◎コムラサキ(秋冬花木園)※
※本園には、ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)とコムラサキ(Callicarpa dichotoma)が植えてあります。コムラサキの方がやや小ぶりで実もたくさんつき、種は異なりますが、こちらも紫式部の名前で流通しているようです。本園では今年はコムラサキが実をつけています。
石榴(ざくろ)も果皮が色づいてきました。 ◎ザクロ(サルたちの森)
梅擬(うめもどき)や花水木(はなみずき)の赤い実も葉っぱの間からのぞいています。 ◎ウメモドキ(秋冬花木園)
◎ハナミズキ(写真はシマウマ舎前)
ハナミズキは葉っぱも赤みを帯びたものが見え始めています。
これまで、殻斗(かくと:どんぐりの帽子みたいな部分)に覆われて見えなかったクヌギのどんぐりが大きくなってきました。 ◎クヌギ(秋冬花木園ほか)
<紅葉> 8月の終わりころには散り始める桜の葉、熊本市内で木全体がまるごと紅葉している姿を見たことはほとんどありませんが、一枚一枚の葉っぱを見ると・・・ ◎チハラザクラ(動物ふれあい広場)
◎サクラ(陽光)(動物ふれあい広場)
<花> 萩(はぎ)の花。秋の七草のひとつ、7月12日付けブログでご紹介したように6月や7月にも花を咲かせていましたが、やはり秋が似合うかな? ◎ヤマハギ(日本庭園)
鉢植えの菊を育てています。小菊のつぼみが大きくなってきました。9、10月咲きの秋菊ですが、中には開いちゃったものも・・・ ◎小菊
秋といえばコスモス。当園では毎年「秋桜(コスモス)まつり」を開催しています。今年は、10月11日、12日、13日の予定です。お楽しみに!
ところで、今の時期のバラは剪定後40~45日くらいで開花が見込まれることから、8月27日に四季咲きの木立ち性バラの剪定を行いました。「秋桜まつり」の頃にバラも咲かせようというねらいです。そのため今はこんな感じです。(つるバラや修景バラはそのまま咲かせています、ご容赦ください。) ◎バラ園
<見ごろ> ◎サルスベリ(園内、駐車場)
◎フヨウ(春夏花木園ほか)
◎シコンノボタン(秋冬花木園)
◎シュクシャ(水湿生植物園)
◎アメリカデイゴ(春夏花木園ほか)
花の見ごろは次々と変わります。ご了承ください。
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