動物資料館です
都合により、今回から飼育ブログのほうで書かせていただくことになりました よろしくお願いいたます
幼虫が生まれるのを楽しみにしていたのですが 孵化予定の一ヶ月を過ぎてもなかなか産まれてきません
それどころか、発生が進んでいるのかもわからない状態でした
もしや、今年はうまれないのでは...と資料館スタッフは不安に思っていたのですが
6月18日
待望の第一子が産まれました
これがその幼虫です
これです
とても小さいですね
産まれたばかりのホタルの幼虫は1ミリほどの大きさで 水中のゴミと見間違うほどです
顕微鏡で見ると幼虫の形をしているのがわかります
こんなに小さな幼虫をどうやって見つけるの?
とみなさん気になるかと思います
飼育ケース内で幼虫を見つける方法は簡単です
幼虫のようなものを見つけたら
スポイトでぴゅーっとやさしく水を吹きかけます
水を吹きかけられた幼虫は
丸くなります
つまり、丸くなったものを数えていけばいいのです
ところで、どれほどの数の幼虫がうまれるのでしょうか?
ゲンジボタルは、平均で600個ほどの卵を産みます
今はまだ10匹たらずしか産まれていないのですが これからあと600匹ほどの幼虫が孵化する予定になっています
できるだけ多くのホタルを放流するためにも、 スポイト片手に頑張りって数えて行きたいと思います
動物資料館 鎌田 福本 堀 松崎 吉仲
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