当園では、動物ふれあい広場・肥後五鶏コーナーにおいて希少鶏種である久連子鶏(くれこどり)を飼育しており種の保存に取り組んでいます。
こういう鶏です。
熊本県八代市泉町久連子地区(五家荘)に古くから継承されてきた「久連子古代踊り(くれここだいおどり)」で用いられる「シャグマ」と呼ばれる花笠は、久連子地区産の地鶏であるこの久連子鶏の尾羽で作られています。
今年の5月20日、当園中央ステージにおいて「久連子古代踊り保存会」の皆さんに踊りを披露していただきました。
久連子鶏の保存と繁殖は、当園のほか、「肥後ちゃぼ保存会」(熊本市)と久連子鶏のふるさとである久連子地区の「久連子鶏保存会」が行なっています。
今年の10月4日、久連子鶏の里帰りとして、肥後ちゃぼ保存会から7番(つがい)、当園から1番、合計8番16羽を久連子鶏保存会に寄贈しました。
また、近親交配を避け、血統の維持を図るために、久連子鶏保存会から肥後ちゃぼ保存会、当園に対し各1番ずつ贈呈を受けました。
次回で、その様子をお伝えします。
企画教育係 堀坂
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