2011年12月21日(水)
飼育係は毎日、動物のお世話をしている訳ですが
それは、その動物達の大切な命と接している
と言うことでもあります。
新しい命が誕生すれば飛び上がって喜び
担当の動物が死ぬと深い悲しみにつつまれます。
先日、カピバラの♂ (吉)
が老衰のため、死亡しました。
カピバラの平均寿命は5~10年といわれ
吉の年齢は推定8歳であった事を考えると
平均的な寿命で亡くなったと思います。
カピバラの♂は非常に警戒心が強く、近づくと
声をあげて逃げて行くような子だったのですが、
晩年は飼育員に擦り寄って甘えるようなしぐさを
するようになり、担当飼育員もとても可愛がっていました。
先月より体調を崩し、園内の飼育管理センターで
入院生活をおくっていましたが12月16日午前10時に
死亡が確認されました。
ありがとう吉、
安らかに眠ってください。
飼育第1係 3班 松成