2012年1月28日(土)
以前ブログに書いたように
ニホンザルの場合、獣舎の中に入って
頭上に注意しながら掃除します。
よく、お客様から
「一緒にいて咬まれないんですか?」
と聞かれるんですが
ウチのニホンザルたちは
県内の相良村で
野生の状態で捕獲されて約40年
世代交代も
3世代以上になり園内生まれのサルばかり
飼育員が入ってくるのが当たり前と
思ってるんで咬みついてきたりはしません。
ただし
飼育員ではなく
噛むものは別にあります!!
それは
この
「ホース!」
噛み過ぎてホースを破っちゃうくらい
大好きなんです!!
飼育員がこの段の左奥を
掃除してると・・・。
後ろで隠れてコッソリと
ホースを噛んでます!!
ひどい時は1発で破れ
ホースが破れるとホースをつなぎ変えたりと
作業は30分以上ストップし大変です!
「コラッ!!ダメッ!」
と叱ると止めるんですが
しばらくすると、また違う子が噛みに来ます!
ホントにいたずらが大好きです。
噛めば叱られる事も理解してるハズだし
悪いことしてるのもサルたちは解ってます!
まるで子供の頃に流行った
「ピンポンダッシュ」みたいです!
(食い破かれたホース)
コワイおじさん(飼育員)に怒られるのは
わかってるけどそのスリルがたまらない!
ってとこでしょうか?
それにしても
頭上を注意し
ホースを破かれないように警戒しながら
掃除するたいへん忙しい飼育員でした。
飼育第1係 3班 松成