初夏とはいえども、熊本は連日30度近く気温が上がり、毎日暑い日が続いています。
動物たちもわたしたち人間と同じで、暑さで体調を崩したり、
熱中症になってしまうおそれもあります。
熊本の夏を元気で過ごしてもらうために、動物園ではいろいろな“暑さ対策”を行っています。
今回はその“暑さ対策”、第1弾をご紹介します!
ます最初は前回のブログでもご紹介しました、『毛刈り』です。
動物ふれあい広場のヒツジのミーナ、毛がもこもこしていて見るからに暑そう~。
ヒツジは毛を取るために家畜として品種改良されているので、
他の多くの動物たちのように自然に毛が夏仕様に換わりません。
そのため、毎年初夏に飼育スタッフがバリカンで毛を刈ります。
毛刈りを終えすっきりしたミーナ。
刈った毛の重さを測ると、なんと4キロもありました!
これで少しは涼しくなったかな?
次にご紹介するのは『御簾(みす)張り』。
動物たちの暮らす動物舎や運動場に日陰を作るために、
日をさえぎる布状のネットを張ります。
写真はアライグマ舎に飼育担当スタッフがネットを張っているところです。
日陰で快適に食事もできますね。
また、動物たちが泥あびや水遊びができるように、
運動場に水をまいて水たまりを作ったりすることもあります。
まだまだ夏は始まったばかり、このほかにもいろいろな『暑さ対策』を
しています。
また第2弾でご紹介したいと思います!
最後に涼しげな写真を。
優雅にプールで泳ぐペンギンです。
夏の動植物園、涼しさを感じられるおすすめスポットです☆
飼育第二係 高木美緒
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