皆さま、こんにちは! 暖かくなり過ごしやすい気候で、 動物園にお出かけするにはベストな時期ですね。
レッサーパンダのシンファ♀、かぼす♂も、 1日を通して休むことが多くなっています。 同居期間は終了し、それぞれの展示場で気ままに過ごしています。
(上:シンファ♀ 下:かぼす♂)
杏香♀が引っ越しをしてから数週間が経ち、杏香が過ごしていた獣舎を 見ては、寂しい気持ちでした。
そんな中、豊橋総合動植物公園の担当者の方から、杏 香の写真を送っていただき、 元気で過ごしてるとの報告を受け、ひと安心しています。
↑豊橋総合動植物公園さんからいただいた杏香の写真
さて、2月中旬に戸島山竹林を守る会の皆さん、 セキレイ保育園の子どもたち・先生方と一緒に、 イベントを実施しました。
山に生えている高さ10m以上にもなる竹が レッサーパンダたちのもとに届くまでに、 どのような過程があるのか・・・
今回は、その様子をお伝えします。
まずは、戸島山竹林を守る会の皆さんが 日頃から活動されている土地に集合しました。
戸島山竹林を守る会の皆さんから、 山をどのように整備しているかについてのお話を、 また、レッサーパンダ担当者からは、 レッサーパンダの生態について園児たちにお話ししました。
早速、みんなで作業開始です!
きれいな葉がついているか選びながら、背の高い竹を切り倒します。 竹がまとまったらトラックに積み込み、 動植物園へ向けて出発。
動植物園に到着後、今度は採れたての竹を短く切る作業です。 これは、竹の新鮮さを保てるよう冷蔵庫で保管するために 必要な作業です。
園児たちにとっては、慣れない剪定ばさみでしたが、 とても上手に使いこなし、一生懸命取り組んでくれました。
レッサーパンダに給餌する際には、 彼らが食べやすい長さになるよう、 さらに短く切りそろえていきます。
竹の葉を切り終えた園児たちの顔には、 誇らしげな笑顔があふれていました。
朝採れの新鮮な竹の葉を、
いよいよレッサーパンダたちに給餌します。
杏香の展示場に集まってもらい、
飼育員が竹の葉をセット。
ここで、食欲旺盛な杏香の出番です!
展示場に出てきた杏香は、 竹の葉の匂いを嗅ぐと、すぐに食べ始めました!!
戸島山竹林を守る会の皆さんも、 ご自身たちが整備している山で採れた竹の葉を、 レッサーパンダが夢中で食べる姿を見て、 とてもうれしそうな表情をされていました。
杏香は今回の竹の葉をとても気に入ったようで 園児たちが見守る中、 一本をきれいに食べ終えました👏
給餌のあとは、飼育員からこんなお話がありました。
「竹の葉を主食として食べるレッサーパンダの糞は、臭くありません。」 半信半疑の園児たちは、 興味津々で糞の匂いを確認していました。
さて、においはしたのかな?
今回のイベントは 竹林を整備する仕事を子どもたちに伝えたい団体、 園児たちにさまざまな体験をさせてあげたい幼稚園の先生方、 レッサーパンダのために新鮮な竹の葉を準備したい動植物園
そのぞれの思いが重なり実現することができました。
この体験が子どもたちにとって、レッサーパンダへの理解や、 山を整備する大切さを学ぶきっかけに なればうれしいです。
そして、こうしたつながりが広がることで、 動物園が社会貢献できる機会がもっと増えていくといいなと考えています。
以上、レッサーパンダの竹の葉調達体験の様子でした。
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