朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、 みなさまいかがお過ごしでしょうか🐵
今年は例年より厳しい残暑が長引きましたが ようやく園内の落葉樹は紅葉し始めて 秋の気配を漂わせています🍂
そして、秋の代名詞といえば「栗」🌰! 今年も熊本県北部から 『筑波栗(つくばぐり)という品種の 立派な栗をたくさんいただきました!
和水町の荘山様、荒尾市の島様 ご寄付頂き、本当にありがとうございました😊
他にも秋の味覚ということで カボチャ・柿・金ウリ・リンゴ・サツマイモと 秋を感じられる食べ物を用意しました!
展示場にセットするとこんな感じ!
この他にも、サツマイモを小さな穴に詰めた 木のフィーダーも吊るしました♪ 採食時間を延ばして、動物たちの退屈な時間を減らすための 給餌器のことをフィーダーといいます。 (写真:イモを詰めたフィーダー)
さて、部屋の準備は整いました! 早速チンパンジーたちに入ってもらいたいと思います♪
一番のりはノゾミでした!
食べるのが大好きなノゾミ 展示場に入るなりすぐに栗に気づいて 両手の指先で毬の中から栗を起用に取り出し始めました👏
こちらはマルク! 漂う甘い香りに誘われ、手にしたのは金ウリ😊 普段あまり食べることのない果物は、 チンパンジーたちから好評のようです👏
お次はクッキー! 最初は上のほうにあるエサをとっていくのが クッキーのルーティンみたいです😊 葉っぱで隠れていますがクッキーも金ウリを堪能中♪
こちらはみるくとレン親子!
最近、さらに母親のみるくから離れて行動するようになったレン、 「栗」を発見!
中身が気になるのか、顔を近づけると……
痛かったのか、顔を引っ込めてしまいました😅 まだ、大人たちのようにはうまく栗を取り出せません。
チンパンジーの子どもは自身の経験や 母親や群れのオトナたちから様々なことを見て学んでいくため これも良い経験になったのではないでしょうか♪
一方、母親のみるくは綺麗に栗を取り出せたようです😊
さすがですね!🤤
そして、当園の「いがぐり職人」ことノゾミ🌰 その職人技を見学しようと、近くにやってきたレン👀
真剣な表情で栗を取り出すノゾミと、 ノゾミの指使いじーっと見つめるレン…
クッキーは、金ウリを堪能した後 イモのフィーダーに挑戦♪ 適当な長さの枝を選んで、口にくわえました。 これをどのように使うかというと…
なんと、細長い枝の反対側を器用に使い、 小さな穴に詰めているイモを取り出して食べ始めました!
チンパンジーは道具を作って、使う とても賢い生き物です! 野生ではこのように木の枝を使って蟻塚から蟻を釣ったり、 石を使って木の実を割ったりします♪
そして、マルクもイモのフィーダーを見つけました🤤
クッキーとは違い、マルクは指でイモを取り出しています🤭 指先の器用なチンパンジーだからこそできる技ですね!
最後に栗を食べるシーンをまとめてみました! (写真:みるく)
(写真:ノゾミとレン)
(写真:マルク)
(写真:食べ終えた栗)
大粒で立派な栗はチンパンジーたちに好評で トゲトゲにも屈さず 時間をかけて完食してくれました😊
今回は頂いた「筑波栗」と「秋といえば!」の食べ物で チンパンジーたちに 秋の味覚を楽しんでもらいました🍂 |