11月16日(土)と17日(日)に【kumamotoサプライzoo】を開催しました。 通常の動物ガイドに加えて来園者の方々にも参加していただき体験型のイベントを行いました。 そのなかで、『ゾウの宝探し』の様子をご紹介します。
まずは、20人ほどの参加者の方々にゾウの運動場に入ってもらい、事前に準備したものをセットしてもらいました。
初めて入るゾウの運動場に子供達もうれしそうでした。
消防ホースを編み込んで作った入れ物に乾草を詰めてもらい、くさりで吊るしました。
短く切った孟宗竹の節の部分に穴を開け、中にペレットや小さく切った野菜などを入れてもらいました。
ちょっと見にくいですが、かぼちゃや樫の枝を無造作に置いてもらいました。
壁の隙間にりんごを忍ばせました。ゾウは気づいてくれるかな?
こんな感じでセット完了。
いよいよゾウの登場。
まずは、部屋から出てきてすぐのところにあるペレットが入った孟宗竹にトライ。
体重をかけ竹を踏みつぶして割って、中身を食べます。 鼻を使って中身をほじくり出すよりゾウにとってはこちらの方が簡単で手っ取り早いのです。 竹は人間が乗って割ろうとしても、まず割れないほど硬いのですのが、ゾウにとっては朝飯前。人がつまようじを折るくらいの感じであっさり割ってしまいました。
ゾウの鼻はとっても力が強く、その気になれば人など鼻を巻き付けて動けなくなるほど力が強いです。その一方、とっても器用に使うこともでき、鼻先で大豆ほどの小さなものをつまむこともできます。その鼻先を使って器用に食べています。
エリはとっても食いしん坊。口に竹をくわえたまま、ほかのものを探しています。
一方のマリー、こちらも器用に鼻を使って、吊るしたバッグから乾草を引き出しながら食べています。
ゾウってなんでこんな鼻になったんでしょうか?不思議ですね。 今回参加していただきました皆様、どうもありがとうございました。 ゾウにとっても私たちにとってもとても楽し時間でした。また、機会がありましたら是非ご参加ください。 |