平成30年7月7日(日) 熊本地震発生から815日。 7月7日の七夕には、動植物園でも様々な七夕イベントを行いました。 そのうち、チンパンジー、ゾウ、カピバラ、クロサイで行ったイベントの様子をご紹介します。 まずは、チンパンジーから。 今回、チンパンジー5人に与えた食事内容です。 カラフルな野菜や果物を多めに準備しました。 また、さくらんぼ、スイカなどは差し入れで頂きました。 バケツに入っているのは、ミニトマト。 右下のパックに入っているのがさくらんぼです。 両者は見た目はそっくりですが、違いに気づくでしょうか。 今回も、東海大学の学生さんたちがボランティアで手伝いにきてくださいました。 総勢13名、時間のかかる作業だったので助かりました。
動物ボランティアの方も親子で1組、参加していただきました。 一生懸命、手伝ってくれてありがとうございました。
今回は全てエサを竹に吊るしました! 短冊ではないですが、チンパンジーの健康を願う気持ちが込められています。
皆さんのおかげで、豪華な飾りつけができました!
クッキー。 スイカばっかり食べていました。
ユウコ。 こちらも、スイカ・・・かな?
ノゾミ。 きつそうな体勢で頑張って食べていました。
マルク。 オスですが、妙になまめかしいポーズで、さくらんぼを食べていました。
カナエ。 「これ、ミニトマトじゃない!?」 ミニトマトとさくらんぼの違いに気づいた決定的瞬間・・・かもしれません。 続いて、アフリカゾウの七夕ガイドの様子です。
13:00から、中央ステージにて竹にエサを吊るしました。 こちらはお客様にも参加して頂きました。
葉を裂いて作ったヒモを使って吊るしたので全て食べれます。
ここで作って頂いたものは、ゾウだけでなく、カピバラ、クロサイにもあげました。 午前中まで雨で足元の悪い中、ご参加いただきありがとうございました。
14:00から、先ほど準備して頂いた竹を3本設置して、ゾウのガイドを行いました。
最初にエリ、次にマリーの順番で出します。
こちらがマリーです。 尾に毛がないのがマリーです。
ゾウの場合、吊るしてある野菜・果物というより、竹そのものが好物です。 ワイルドに丸ごとバリバリ食べる姿は、爽快でした。
こちらはカピバラの様子。 小さな竹が可愛らしいですね。 竹の幹は残していましたが、笹の葉は全て完食していました。
最後にクロサイの様子。 メスのミミカは先日来園したばかりで、現在、運動場に出す訓練中です。
むかって奥にいるのがオスのクラッグ。 手前にいるのがメスのミミカです。 2頭の運動場スペースは柵で仕切られています。 ミミカはまだ慣れない環境が怖いのか、なかなか外に出ようとはしません。 この日も、大分時間が経ってから運動場に出ました。
クラッグとミミカ、それぞれに竹を与えましたが、クラッグしか食べませんでした。 クラッグも竹ごとバリバリ。 ワイルドです。
クラッグのおしっこする瞬間の撮影に成功しました。 なんと、後ろに向かっておしっこを飛ばします。 これが通常の方法みたいで、運動場の壁のあちこちにおしっこを飛ばしています。 ワイルドですね。 以上です。 ニホンザルの七夕イベントの様子は別の記事にてご紹介しますので、そちらをご覧ください。
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