平成29年12月22日(金)晴れ 熊本地震発生から618日。 ・*。*冬至*。*・ ニホンザルへの冬至の贈り物は スタッフの家からのユズ せきれい保育園からのカボチャ 植物園からのキンカンです。 
 
ユズで実のなる木をつくるために シラカシ(左)とクロガネモチをとってきました。

カボチャは、上をくりぬいて中のわたをとり
中にキンカンとクロガネモチの枝実を入れて 側面にまる、さんかく、しかくの穴をあけてフィーダーとしました。



チンパンジー舎で、チンパンジーの準備と同時並行に ニホンザルの準備もすすめて トラックでニホンザル舎へ運搬。 
ニホンザル舎到着!

放飼場の掃除をしてから
 放飼場の里山エリアに、実のなる木を設置していきます。
 ニホンザルの手形がすぐつくガラスもしっかり洗って
 カボチャどこに置こうかな~?
 ここ!

ここにしよう! スタッフの目の前の池にもユズを入れています。




準備万端! ニホンザルたちが続々やってきます。

・ ・ ・ が

ありゃぁ? 皆、遠めに見守るのみ☆


興味はあるらしく

クロガネモチの枝葉をちょいちょい。
 目が合うと目をそらされて 
チラチラ眺めるものもいれば 
気のないふりで、カボチャの横を何度もすりぬける個体もいます。
 気になって思わずふりかえる個体もいますが
 なるべく、見ないふりで通り過ぎます。
 どうも、こちらで見つめているギャラリーが気になる様子。
 10分後ギャラリーの人数が減ると さっそくかぼちゃ周辺でごそごそしはじめました。
 カボチャは・・・
 ごろんごろん♪
 カボチャとキンカンが人気があるようで

 ジャンボカボチャのフィーダーから そそっとキンカンを抜き出していきます。

その頃のアルファオスのターン(↓)。

うつくしいマッスルボディを見せつけています☆

ボディは立派ですが、性格はかなりの慎重派。 なかなか、手前にはよってきません。

ターンを見つめていると No.2の順位のビッグが、カボチャにずぼっ!
 それはキンカン♪
 お気に召さなかった様子。 ごそごそごそ・・・

その後も、ユズは不評でしたが

何度もカボチャのまわりをうろうろ。
 少しずつ、みなの頬袋が膨れてきました。
 屋根においていたキンカンも、ぱくん♪
 
しばらく見ていると
 その場で食べる個体は限られています。

 好奇心が強いヒコボシや
 ソラ&テンの母仔。
 ビッグ。

このメンバーが、臆せずほとんどここで食べていきます。




 人気者ビッグは、グルーミングされすぎてこんな姿してますが それも慕われている証拠♪
 ヒコボシは、カボチャにずぼずぼ手を入れるのが楽しい様子。
 引き出したキンカンを、周りに撒き散らしていきます。

キンカンくわえて、目の前へ。
 ぽりぽり☆
 
ぱりぱり。 キンモクセイの葉っぱも食べます。

母仔も、キンカン♪
 というか、おかあちゃんがひたすら食べる・・・ お!ユズにチャレンジしている!
 ヒコボシは相変わらず
 積極的に、カボチャ攻略。

おとなの他個体がくると、譲ることをおぼえました。


おとながいなくなると、ささっともどって、カボチャー♪

おとなの中では、テンの母親はやさしいので この親子がいるときはヒコボシも自由に食べます。


 食べるのに夢中になっていると・・・ 誰かきたよっ 3頭で、びくっ!!
 あわててゆずる3頭。
 上下関係がわかりやすいですね(^^;) ビッグが食べにきても、びくびく伺っています。 
強い個体がいなくなると、さささっと戻ってきて いまだーっ 
チャーンス! 
そして、みられているのが嫌なのか
通りすがりに、違うところをみながら 何もとってませんよという顔で、キンカンをさらっていく個体も多く

 いつの間にか、カボチャをさらっていって 
木の上で、こっちを伺いながら食べている個体も。

ヒコボシは、最後までカボチャに執着。

転がしたり
 出てきたキンカンを食べたり 
蹴ってみたり

カボチャのフタをつついてみたり、冬至を満喫していました。
 ターンは、少しずつ距離をつめてきますが 手を出せずに困った顔をしていました☆
 ソラ&テン親子は満喫!
 来年の冬至は、もっと盛大にしたいですね。

みなが、1年健康でありますように。 上野、小川、木下、白濱、立山、長野、林、福原、松藤 |