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資料館だより③

2016年6月28日(火)


動物資料館です

都合により、今回から飼育ブログのほうで書かせていただくことになりました
よろしくお願いいたます

さて、前回はホタルの卵についてお知らせしました

幼虫が生まれるのを楽しみにしていたのですが
孵化予定の一ヶ月を過ぎてもなかなか産まれてきません

それどころか、発生が進んでいるのかもわからない状態でした


もしや、今年はうまれないのでは...と資料館スタッフは不安に思っていたのですが

6月18日

待望の第一子が産まれました

これがその幼虫です

ホタルの幼虫




ホタルの幼虫2-2

これです

とても小さいですね




産まれたばかりのホタルの幼虫は1ミリほどの大きさで
水中のゴミと見間違うほどです



ホタルの幼虫2

顕微鏡で見ると幼虫の形をしているのがわかります



こんなに小さな幼虫をどうやって見つけるの?

とみなさん気になるかと思います


飼育ケース内で幼虫を見つける方法は簡単です

幼虫のようなものを見つけたら

ホタルの幼虫3

スポイトでぴゅーっとやさしく水を吹きかけます

水を吹きかけられた幼虫は

ホタル幼虫1

丸くなります

つまり、丸くなったものを数えていけばいいのです


ところで、どれほどの数の幼虫がうまれるのでしょうか?

ゲンジボタルは、平均で600個ほどの卵を産みます

今はまだ10匹たらずしか産まれていないのですが
これからあと600匹ほどの幼虫が孵化する予定になっています



できるだけ多くのホタルを放流するためにも、
スポイト片手に頑張りって数えて行きたいと思います

幼虫の数が分かり次第またご報告します



動物資料館 鎌田 福本 堀 松崎 吉仲


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