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資料館つれづれNo.21『羊の毛でフェルトボール・みんなちがって、みんないい』

2019年11月27日(水)

羊の毛でフェルトボールを作ろう

みんなちがって、みんないい💛

 

熊本市動植物園では、毎年5月に羊の毛刈りをします。そのの毛を使って毛紡ぎ体験イベントも実施されます(資料館つれづれNo.12)。動物資料館では、その同じ羊の毛を使って、11月16日にフェルトボールのマスコット作りが実施されました。

 

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マスコットや髪留め作りに挑戦

 

これは、11月16日、17日に企画された『サプライZOO』のなかのイベントのひとコマです。私たち人間が、日々の生活の中で、動物由来のものを活用していることを実感していただくことを目的に実施されました。

 

羊の毛でフェルトボールのマスコットを作る作業は、少々時間がかかり(1.5~2時間)根気も要することから、当日の募集で参加者が集まるだろうかという心配をよそに、13時45分からの受付開始と同時に定員10名に早々と到達。開始予定時刻14時前に資料館に来てくださったにもかかわらず参加できなかったお客さんには残念がられ、大変申し訳なかったです。

 

フェルトボールのマスコット作りは、毛紡ぎイベントの時と同様、羊の毛を刈って洗い、清潔な状態になるまでの説明から始まりました。その後は、ボランティアさんにも手伝っていただきながら、毛玉が混じる羊の毛をカーダーという道具を使ってフワフワの状態にするカーディング。参加者10名というこじんまりとした人数だったので、「みんなで一緒にやりましょう」と作業を進めていきました。

 

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最初は説明を聞いて、それから作業

 

カーディングは力任せにやってもうまくいかない作業。コツをつかむまでがなかなか難しく、小さいお子さんはお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら羊の毛をフワフワの状態にしていきました。

 

その羊の毛を7:3くらいに分けて、多いほうの毛を固く丸め、少ないほうの毛で包んで丸めます。ちょうど大福のあんこを求肥で包むような要領でしょうか。その丸い毛の塊を洗剤を少し入れた水につけて絞り、ひたすら手のひらで丸めます。今度は優しく泥団子を作る要領です。

 

クルクルクル。何度もクルクルクル。優しく優しくクルクルクル。すると、毛と毛の摩擦でだんだん絡み合ってフェルト状になっていきます。クルクルクル。急いで力を入れると割れてしまいます。「フーッ」とため息をつきながら丸めるお子さんもいました。「まるで修行みたい」とつぶやく若い女性もいました。

 

でも頑張って丸め、皆それぞれにフェルトボールが完成。次は、そのフェルトボールにどのようなデコレーションをするか考え、好きなパーツを選んでボンドでつけていきます

 

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好きなビーズや目玉を選びます

 

ヘアピンには、ビーズや花の飾りもあしらいます。マスコットには根付もつけて出来上がり。ひとつでき上がると、参加者の皆さんはがぜんやる気がムクムクとわいてきたようで、家に帰って別のものも作りたいと、一生懸命残りの毛にカーディングを施し、新たにパーツを選んで行かれました。

 

出来上がったマスコットの一部をご紹介しますね。目玉の大きさや、鼻の色、耳の色や形が違うだけでこんなに個性的なフェルトボールのマスコットができました。金子みすゞではないけれど、まさに「みんなちがって、みんないい」ですね。

 

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☆★資料館・津田★☆

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