平成30年3月6日(火) 熊本地震発生から692日。 ぐるぐる、ぽんぽん♪ キリン舎前のポンプ工事のクレーンがのびていますが その奥にあるのが、アフリカゾウの寝室。 こちらは、アフリカゾウ舎からみています。
さて、アフリカゾウ舎でも 災害復旧のための工事がなされてきました(1月末↓)。
はじまった当初は、早目に収容して工事が行われましたが 繊細なエリのほうに、動揺がみられました。 これから、長期にわたって工事が続くということで 寝室内にも採食エンリッチメントを導入することにしました。
こちらは、アフリカゾウ舎の2階。
高さは、このくらいです。
この壁をこえると
アフリカゾウのマリー(手前)とエリ(奥)がいます。
は~い、マリー。
お~い、エリ。
2頭の部屋の上からつるしているブイが
エンリッチメント用のフィーダーです。 それぞれのブイに何箇所か穴をあけており 大型草食獣用のペレットやリンゴを入れます。
そして、上から
まず、マリーへプレゼント。
やったー!
さっそくマリーがブイを器用に回転させながら取り出します。
パラパラ落ちていっているのがわかりますか?
落としたものを、嬉しそうに拾って食べています。
今度は、エリにプレゼント。
早く~早く~
きたーっ
ぽんぽん、ブイを鼻で叩いて
落ちてきたペレットを食べると
エリ、興奮♪
お隣のマリーへご報告。
エリの取り方は、マリーと違います。 マリーがぐるぐるブイを回転させるのに対して
エリは、ブイを叩いて、壁にバウンドさせています。
鼻をしならせて
ぽん!とたたくと
壁から浮いて、傾いた穴からぽろぽろ出てきます。
時間をかけて、採食をたのしむことができます。 やりたければやるし、やりたくなければやらないでいい。 本人が選択することができるのがエンリッチメントのメリットです。 さて、こちらは本日の工事の様子。
1月末と比べると、かなり進んでいます。
破損した壁も、地盤沈下した土間もこのとおり! ・・・白がまぶしい・・・(><)
工事の手が入ったところは、ピカピカしています。
工事の完成まで、もう少しかかりそうです。 今日はゾウ舎からお送りしました♪ 上野、北川、草野、高田、檜垣、平瀬、松本 松男
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