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動物だよりvol.326日本庭園へホタルの放流

2017年10月13日(金)

平成29年10月13日(金)晴れのち曇り

 

熊本地震発生から548日。

 

ホタル放流

 

動物資料館で養殖していたゲンジボタルの幼虫を

園内の日本庭園の川へ放流しました。

 

この幼虫は、今年の5月25日に

園内の日本庭園エリアから域外保全のために引き上げた

成虫のオス8匹、メス5匹からうまれました。

現在、全部で1358匹の幼虫が育っています!

 

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本日は、その中でも成長が早い500匹を選び(↑)

もとの日本庭園へ放流しました。

 

こちらが、ゲンジボタルの幼虫(↓)。

 

団子状態に塊になっているのは、暗いところを好むので

光がまぶしぃよぉ・・・と仲間の内に内にと入り込んだ結果と思われます。

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それにしても、これがあの美しい幻想的な光をともす成虫になるとは

思えない現在の姿。


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育ててきたメンバーにとっては、それでも可愛い(*^^*)

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こちらは、一番よく育った部屋の幼虫達(↓)。

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ホタルのエサとしては

カワニナも日本庭園からとってきて育てています。

 

 

こちらが、放流する日本庭園の川(↓)。

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例年だったら、一般の方に呼びかけて一緒に放流会を行うのですが

このエリアも、残念ながら非開園エリアのため

今年もスタッフで行います。

 

担当者の呼びかけに

スタッフと動物ボランティアさんが続々集まってくれました。

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水のある場所には、蚊も多く、スタッフが襲われています(↓)

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はじめてホタルの幼虫をみる飼育スタッフもいるので

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・・・かゆいよぉ~っ(><)

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・・・スタッフも学ぶ良い機会です。

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それでは、いざ、放流!

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放流ポイントは、水の流れが少ないところ。

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元気に育って、成虫になってね。

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来年は、お客さんたちの前で光ってね。

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スタッフそれぞれが、いろいろな想いを抱えながら

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あちこちに放流。

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自然界はきびしいので

この中のすべてが成虫になれるとは限らないですが

すでにこの日本庭園には、自然孵化した幼虫も根付いています。

2

 

ほどけかけたホタル団子(↓)

どこにいるか、わかるかな?

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来年のホタルの季節、幻想的な夜を皆さんにお届けできますように♪

 

 

一安、岩永、上野、鎌田、北川、草野、平瀬

福原、福本、藤原、松崎、松本 直美、吉仲

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