平成29年7月23日(日)晴れ 熊本地震発生から466日。 大暑の日、日本固有の動物、ニホンザルにも氷の贈り物! まずは、寝室に大きな氷板を設置。  中には、イモ、ニンジン、白菜、バナナ、リンゴなどが入っています。

 放飼場から続々登場! さっそく、氷の上のイモをゲットする個体も。
 冷えていておいしいかな?
 なんで今日これなん? チラ見しながら食べる彼ら。
 これは私のーっ
 そんな中、めぼしいおいしものをゲットした個体:愛称ビッグ(♂)は 両手と口に大事に持って、二本足でこそこそ出て行きます。
 その様子は、こそ泥☆


 一方、こちらは大胆にも氷の上。
 さすがニホンザル。
 冷たいのも、なんのその。
 長時間のらないようにねーっ 凍傷きをつけてよーっ
 こちらは、末っ子の天(テン)↓。 おとなのサルたちの動きをみながら、食べています。
 こどもも、おとなも、頬袋がパンパン。
 まだまだつめこむよーっ
 へへ☆
 それにしても、みんなの頬袋、すごくない?☆

天の母、空(ソラ)は 食餌中も、こどもの毛繕いをしはじめます。

途中で、氷の面を上下ひっくり返して
 さぁ、どうぞ!

さっそく、見つけたバナナに手を伸ばします。
 もう片方の氷でも

うんめ、これ、うんめっ!

 氷のプレゼントを食べるおとなたちを じっと見つめる天(↓)。
 ご相伴に預かるスズメたち。
 ある程度満足したサル達は、放飼場へ戻っていき
 枝に腰掛けて、あしをぶらぶら。 思い思いの時間をすごしています。
 一方、ずっと氷に執着しているサルたちもいます。
 え、それ、うちらのこと?
 食べるためにくれたんでしょ。
 あんまりそこからばっかり食べると おなかこわすよーっ
 いいの、あとのことより、いまのこと!
 お、ここにもごちそうが。
 あれ、ほとんどみな、もう外いるよ。
 え、まじで?
 ここにおいしいのあるのにねぇ。
 ボスのターンは氷に行かず なぜか氷の溶け水で塗れたイモを食べています。

その後も、氷の上で食べること長時間。

凍傷って怖いんだよ(><)

ときどき降りようよ。

人の忠告にも 見ざる、聞かざる、言わざる・・・

無視☆
 天は、氷のそばにいるおとなの様子をずっとうかがっていましたが
 ついにチャンス到来! すばやく近づき、そっと氷に口をつけます。
 冷たい!
 表面のエサをとって
 ぱくん。
 天も口にできたね! よかった、よかったーっ ・ ・ ・ と思ってみていたら、後ろからじっとその様子をみている影が。

いやいや、こわいから!
 天がいなくなって、他のおとなのサルが氷にいっても、じーっ

天と空。
 再び毛繕いしていましたが
 天は、再びおとなの様子をうかがいつつ氷へ。
 ぺろん。
 ちゃんと自分の立場をわかってきていますね。 お母さんに守ってもらうだけではなく
 群れ社会では
 周りの様子をみながら、ルールを守って 生きていかなければいけません。
 順番的には自分が下なので 他のおとながきたら、どかなければいけません。
 四方八方、せわしなく見つめます。
 すると・・・
 とびのきました! うしろからきていたんですね。

天には、別の意味でもひやっとする 涼しくなった瞬間だったかもしれません。 氷に来るサル達は、全員ではありませんでしたが 執着する個体もいたので、喜んでくれたようでうす。 皆が、この暑さを乗り切って、健やかにすごせますように♪ 一安、上野、小川、白濱、林、松本 直美、山田 |