3月21日に名古屋市でシンポジウム「動物園大学『ず~だがや。』」が開催されました。
「動物園大学」は、京都大学と連携する4つの動物園(熊本市動植物園・よこはま動物園「ズーラシア」・名古屋市立東山動植物園・京都市動物園)が協力して情報交換・共同研究・教育普及をおこなうプロジェクトで、飼育下から野生までの動物や、動物をとりまく環境の理解 、動物のよりよい暮らしのサポート、動物の健康・繁殖・福祉の充実をめざすものです。
当園からはアフリカゾウ担当の髙田桂史飼育員が「ゾウはたいぎゃデカかばい!~ゾウと飼育係との10,216日~」と題し、動物園でのアフリカゾウの飼育や健康管理などの取り組みについて紹介しました。
ゾウの訓練の様子を動画で紹介
また会場では研究者や動物園職員による、最新の研究や飼育の取り組みについてのポスター発表があり、当園で行っている「動物サマースクール」や「ヒツジの毛つむぎ教室」「肥後五鶏を知ろう!」などの環境教育プログラムについて紹介しました。
スタッフ自作の実物大・重さの天草大王のぬいぐるみにみんなビックリ!
「動物園がこんなにいろいろなことをやっているとは知らなかった」「素晴らしい取り組みなのでこれからもぜひ頑張って欲しい」などと激励の言葉を多くいただきました。
来年は熊本での開催が予定されています。 動物園の取り組みについて市民のみなさんに直接お伝えできる絶好の機会ですので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
飼育第二係 髙木 美緒
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