平成28年10月20日(木) 熊本地震発生から189日。 生後、初の大放飼場へ。 このときのために、大放飼場にはトウモロコシの種を撒いており 背丈50cm程に育っています。 カピバラの本来の生息地は、南米。 トウモロコシの起源も、アメリカ大陸。 きっと、喜んで食べてくれるはず♪
父のシュンの横をかけていく、母仔カピバラ。
母のハルを先頭に。
こども3頭(リオ、ケイ、ハニー)は、ついていきます。
わーい、草だ草だーっ
入ってすぐの場所で、うろんころん。
やわらかい葉っぱはおいしいね。
はじめてのところだから、あちこち気になるの。
この目尻に泣きボクロのような黒い斑点があるのが、ケイ(↑) 1番小柄な個体は、ハニー。 母と一緒に、少しずつ奥へ奥へ。
どんどん奥へ行くと・・・
はじめは、皆ひとかたまりで行動。
後ろには、トウモロコシ畑!
ハル母さん、トウモロコシ畑へ突入。
こどもたちは、背の低い草のほうが好みのようです。
ハルは、ひとりむしゃむしゃしながら
トウモロコシ畑に埋もれていきます(↓)。
やっと出てくると
こどもたちも、母の近くに集まります。
こどもたちは、水に入りたそう。
ハル母さんも、ふんふん。
でも・・・ 腹ごしらえが先よ!
今度は、やわらかい葉をむしゃむしゃ。
ずんずん。
むしゃむしゃ。
ずん。
むしゃしゃ♪
しばらく草を満喫してから
ついに、ハルたちは水辺へ移動。
安全確認は、親のつとめ。
母が入れば
もちろん、安心してこどもも続きます。
泳ぎは、皆とても達者♪ 寝室にも小さなプールがあるので上達したようです。
待って~ 3頭目が水に入る頃 1頭目の赤ちゃんカピバラは、母親の背に。
動く岸辺~。
途中休憩も入れながら
気持ち良さそう(*^ ^*)
母親が岸に上がると
こどもたちも、同じところからあがろうとします。
2頭はすぐにあがれたけど 小柄なハニーは、じたばた、じたばた。
ようやくあがってこれました。
ハルが、手伝うわけでもなく、置いて行くわけでもなく 自力であがってくるのを見守る姿がいいですね。
ふう・・・ しばらく自然乾燥する4頭。
ハルは、まだずぶぬれのまま 再び、トウモロコシへ。
しばらくは、トウモロコシを楽しんでもらえそう。
・ ・ ・ ~後日談~
翌日の大放飼場です。 何かが違う・・・。
ハッ!! ∑(゚∀゚ノ)ノ トウモロコシが、残り数本に! ハル母さんが、翌日の朝からせっせと食べて 午後にはあっという間にこの状態になっていました。 食べるために植えたから、喜んでくれて何より! ちーなーみーにー こちらは、動物ボランティアさんが植えてくれた チンパンジーの島のトウモロコシ(↓)。
島のあちこちに植えていただいて、すくすくと伸びてきましたが やはり葉っぱ大好きカナエ。 引っこ抜いて食べていました。
途中でおられたトウモロコシ(↓)
根こそぎ抜かれて、まばらになった集落(↓)。
これもチンパンジーに食べてもらうために植えていただいたので おいしそうに食べていますよ~とご報告まで(●^_^●)♪ 10月20日に、熊本市公式facebookにてマサイキリンとアフリカゾウの動画をアップしています。 こちらもぜひご覧ください。
上野 明日香、北川 勇夫、高田 桂史、平瀬 早人 |