平成28年3月28日(月) 晴れ 袋角(ふくろづの)の破角
今年も、シフゾウの角の破角が始まりました。 シフゾウは、シカの仲間です。 1年に1回、冬期に根元から落角し そこから新しいやわらかい皮膚で覆われた角が生えてきて 血液と一緒に栄養が送られて角が成長します (このときの状態を「袋角」といいいます)。 角の中がかたまる春頃から その表面のやわらかい皮膚部分が破けて 夏の繁殖期までに中から硬い角が出てきます。 この表面の皮膚がはがれるとき(これを「破角」といいます) 血が出ることがありますが心配ありませんよ(^^) この時期は、木やフェンスなどによく角をこすりつけています。
ジローの破角が目立ちはじめましたが(↑)
お隣のチョッパーの角は、まだふわふわで~ほわほわの袋角(↑)。
ただし、チョッパーの寝室にも角をこすりつけたような痕があったので もうしばらくしたら、中から立派な硬い角が出てくるでしょう。 チョッパーの角が、昨年よりかなり伸びてきているので楽しみです ♪ おとなになったな~(しみじみ)・・・。 シマウマ班:中村 寿徳、戸田 広幸、森田 聡、内田 英敏 診療教育班:上野 明日香 |