今度こそ❕
熊本市動植物園では12月18日(金)から20日(日)までの3日間『冬の夜間開園2020』が実施されました。『動植物ガイドスタンプラリー』も始まります(2021年2月28日まで)。そして、展示室の工事が終了したため、動物資料館も18日(金)からいよいよ再開館することとなりました。
いまだ新型コロナウィルス感染症が収束していないため、館内は臨時休館前と同様一方通行となっています。今回、再開館に際し、空気清浄機も設置。夏まで換気が十分にできないという理由で閉められていた一番奥の展示スペースまでご覧いただけることになりました。もちろん、皆様にはマスク着用にご協力いただき、密にならないようゆったりと見学していただきたいと思います。
では、これからの資料館の展示についてご紹介しましょう。
大水槽を通り過ぎて一方通行の順路を進んで行くと、「熊本地震からの復興パネル展」、「素顔の動物園写真展」は今まで同様実施されます。大人気の「カブトムシ・クワガタムシ展」はスケールがアップ。20種類以上の生きたカブトムシやクワガタムシが皆様をお待ちしています。
たくさんの虫たち
今回開いた一番奥の展示室では、いろいろな種類の生き物のはく製や標本が展示されています。また、奥左手の一角には、にぎにぎしいクリスマスデコレーションのスペースもあります。中央ステージとは趣の違うかわいらしい世界をのぞいてみてくださいね。
動植物園で元気に過ごした動物も
キラキラクリスマス✨
標本スペースを折り返すと江津湖の魚たちやテナガエビ、スジエビといった甲殻類、アカハライモリなど熊本の生き物の展示が皆様を楽しませてくれるでしょう。江津湖の魚では、今回ヤリタナゴ、アブラボテ、カゼトゲタナゴが加わり、タナゴ類が充実したのが一番の特徴です。
ヤリタナゴ
アブラボテ
カゼトゲタナゴ
動物資料館はやっと再開館できたものの、レクチャールームの工事はまだ終わっていないため、週末に映像とともに動物の赤ちゃんなどお話をしていた「キートーク」は実施できません。その代わりに、レクチャールームが使用できるようになるまで、スタッフが趣向を凝らしたガイドをご用意しています。
「江津湖の外来魚」、「カエルのお話」、「標本の動物が生きていた頃のエピソード」、「お家でできる骨格標本」、「骨を見て考える・肉食系?草食系?」などなど興味をそそられる内容のガイドが盛りだくさん!これらのガイドはもちろん『動植物ガイドスタンプラリー』のスタンプ対象となり、素敵な景品がゲットできます。
今年は新型コロナウィルス感染症拡大予防のため2月末に動植物園が閉園になりました。6月には動植物園は再開園、資料館も開館したものの、空調工事のため9月に資料館は臨時閉館。そして再び開館することができました。今度こそ、当たり前の日々が続いて皆様に楽しんでいただけたらと願っています。
☆★資料館・津田★☆
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