2019年4月14日(日) 今日で熊本地震からちょうど3年が経ちました。 動植物園は昨年の12月に全面開園を迎えることができ、 連日、たくさんのお客様に足を運んで頂いております。 チンパンジーのガイドの様子。 震災当日の状況を飼育員が話しました。 チンパンジー達は地震が起こる度にとても敏感に反応しつつも、仲間同士で抱き合ってお互いを落ち着かせあっていました。
本日は動物たちにタケノコをプレゼントしましたので、その様子をお届けします。
チンパンジーの島にセットした竹の子。 もはや「子」ではないくらい大きくなっていますが、まだまだ実は柔らかいです。
最初にオスのマルクがゲット。 タケノコを大事そうに抱えて走る姿が、ボールを持って走るアメフト選手のようでした。
雨が降っていたためか、屋根のあるタワーの上にタケノコを持っていきました。
ちゃんと皮をむいて食べるんですよ。
さて、マルクのいる所(もしくはタケノコのある所?)に他の4人も集まってきました。 ユウコ(写真右)がそーっとマルクのタケノコに手を伸ばしましたが、マルクは怒りませんでした。
「しめしめ」みたいな顔に見えるユウコ。
こんなに近い距離で5人全員が集まるのは、あまり見たことありません。 雨宿り&竹の子の魅力でしょうか。
ユウコのタケノコを物欲しそうに見つめるノゾミ(写真右)。 しばらく見つめていたら、ユウコがタケノコから少し離れました。 (譲ったのかもしれません)
「やっと食べれるぞ」 と、ノゾミがタケノコ掴んだ瞬間・・・ ずいっと出てきてタケノコの反対側を掴むマルク。 結局、またマルクが食べ始めました。 何だかノゾミ(写真右)は悔しそうな顔をしているように見えますね。 もっと時間が経ってから、もう1本あったタケノコをノゾミが食べていましたよ! 良かったねノゾミ。 そのほかの動物たちにもタケノコをあげましたので、一部ご紹介します。 カバのモモコとソラ。
きれいに食べてしまいました! 気に入ってくれて良かった。
クロサイのメスのミミカ。 まるでポッキーを食べるかのようにポリポリと食べていました。
つまようじをくわえているみたい。 気に入ってくれて良かった。 オスのクラッグはあまり興味を示しませんでした。 オスとメスで食べ物の好みがかなり違うそうです。 さて、全面開園を迎えたこれからが頑張りどころです。 動物たちみんな、タケノコのように真っすぐと健康に育って欲しいと願います。
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