平成30年2月23日(金) 熊本地震発生から681日。 シンシン&フェイフェイ キンシコウ舎の寝室裏工事が日中行われるため これまで、毎日交代展示で放飼場に出ていた兄弟の シンシン&フェイフェイを一緒に放飼場に出すことにしました。 いつもお隣の寝室で顔を合わせている兄弟とはいえ 同じ空間に入るならば、闘争がおきてもおかしくはありません。 複数のスタッフが見守る中、かなり平和に同居しました。 左の鮮やかな濃い毛色が、兄のシンシン。 少し薄いほうが、弟のフェイフェイ。
スタッフからもらったマサキを食べるシンシンをガン見するフェイフェイ。
同じく、スタッフからもらったマサキを食べる フェイフェイをチラ見するシンシン(手前)。
この日は、お互いに気を遣っている様子がみられました。
ちなみに、シンシンの鼻左横の傷は この日のものではなく、以前からあるものです。
自分でちょいちょいいじって、ときどき出血してしまいます。 キンシコウ特有の口角のイボも、左側が大きいです。
フェイフェイは、兄ちゃんが気になるようで 少し離れると、すぐに寄ってきます。
兄ちゃんとしては、少し離れていてほしいようで 寄ってこられると、距離をおきます。
それでも、初日はかなり接近していることが多く
フェイフェイが嬉しそうでした。
兄ちゃん、ずっと一緒にいようね。
いえいえ、どうか自分にはおかまいなく。 すぐに離れていくシンシン。
フェイフェイは、離れられてショック☆ 徐々に、背後に近寄ります。
だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ~
しばらくすると、兄ちゃん大好きフェイフェイが 枝葉を食べ終わったシンシンのあとをずっとついてまわり
最終的に、おれたシンシンが背中を見せて フェイフェイからの一方的グルーミングがはじまりました。
1度グルーミングがはじまると 何十分も続けています。
次は太股。
フェイフェイの嬉しそうな顔☆
お次は、わきもみまっせ~。
くびも頭も念入りに!
この頃には、シンシンも気持ちよさそう♪
ん!とばかりに グルーミングしてほしいところを差し出します。
兄ちゃん、そこも?!
まだ日中の同居は、はじまったばかり。 今後、時間がたつにつれてお互いに緊張も抜けていくと思いますが どちらにとってもストレスにならないように スタッフで気をつけて見守ってまいります。
日本でキンシコウと会えるのは、ココ、熊本市動植物園だけです。
皆さんが再び元気なキンシコウたちと出会えるように 全面開園に向けてスタッフ一同つとめてまいります! 伊藤、上野、林田、松本 浩二、的場 |