シフゾウの「メイ」(メス)が令和2年9月5日に永眠いたしました。
令和2年(2020年)9月5日午前7時半頃、シフゾウのメイ(メス、21歳)が死亡しました。 死因は現在調査中ですが、胃腸障害による栄養吸収不全と思われます。
メイは昨年末より乳房からの出血があり、また、腰の辺りに皮膚炎等がみられるようになりました。さらに、今年3月末頃から下痢や軟便等の胃腸障害が顕著に確認されるようになり、適宜、飼養管理の改善や投薬等により治療を行って参りました。そのような中、少しずつ足腰が衰えてゆき、死亡前日には意識が混濁し立てなくなったため処置を行いましたが、病状は改善することはなく、9月5日の朝に死亡を確認しました。
メイは、平成11年(1999年)に東京都多摩動物公園で生まれ、翌12年(2000年)に本園に来園。以後、平成29年(2017年)に死亡したオスのジローとの間に3頭の子どもを儲けました。ジローが存命の時には一緒に展示を行っており、仲睦まじい姿が印象的でした。
メイありがとう どうぞ安らかに!!   今年4月頃のメイ  左がメイ、右がジロー(2016年9月頃)
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