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ホオジロカンムリヅル

ほおじろかんむりづる
[鳥類][ツル][ツル目][ツル科]
英名/South African Crowned Crane
学名/Balearicar regulorum
分布/アフリカ南部
【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
 EN(ENDANGERED)絶滅危惧
【大きさ】100cm
【羽色】雌雄同色
【渡り】行いませんが繁殖期と非繁殖期は移動します(漂鳥)
【生息地】
草原、湿原の混合する地域に生息します。
【食性】
雑食で、草の種、小さなヒキガエル、昆虫、および他の無脊椎動物などを食べます。地面を強く踏みつけることで、飛び出した動物を捕食します。エサを効率よく得るために大型哺乳類の間を移動するのも見られます。
【繁殖】
一夫一妻制であり、ペアはお互い優雅なダンスをし、絆を深めます。繁殖期になるとなわばり意識が強くなります。繁殖は捕食者が侵入しづらい雨季に行われます。巣作りは湿地の中もしくは淵に沿って作り最大4個の卵を産みます。雌雄とも抱卵します。メスは夜間に抱卵し、日中はオスが抱卵します。卵は28-31日後に孵化します。ヒナは成長が早く、数時間でエサをついばむようになります。親の次の繁殖期まで8-10か月程度一緒に生活します。親を離れた後は、他の若鳥と集まり、18か月くらいで成鳥の羽が生えそろい、求愛のダンスの練習を始めます。2~3歳で繁殖可能となります。
【木にとまる】
ツルの中では唯一木の上をねぐらとすることができます。後方の足指が木をつかめるようになっているのが特徴的です。

熊本市動植物園公式インスタグラム”ホウジロカンムリヅルの求愛ダンス♪”

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