[両生類][カエル][有尾目][サンショウウオ科]
英名/Tosasimizu salamander
学名/Hynobius tosashimizuensis
分布/日本固有種。高知県土佐清水市のみに生息。
【IUCN】レッドリスト CR 近絶滅種。
【大きさ】全長120㎜。
【体色】緑がかった茶褐色で腹側に白い斑点があります。
【生息地】丘陵地や低木、雑木林の池や流れの緩やかな小川などに生息する止水性の種です。
【食性】小さな昆虫やミミズ、ワラジムシなどを食します。
【繁殖】1月~4月に池などの水に沈んだ木の枝などに産卵します。卵のうは巻いたひも状です。
【特徴】2018年に新種と認定され土佐清水市の天然記念物に指定されました。止水性の種は比較的小さな卵を多数産む傾向が見られ孵化した幼生は発達した大きなエラとバランサーと呼ばれる突起を頭に持ちます。このバランサーは幼生期初期の体の支持平衡に役立つとされています。