タマネギの秋播き栽培は、11月から12月上旬が定植時期になります。 今月の終わりごろからは、園芸店にも苗が並び始めると思います。
そこで今日は、タマネギの生育条件や玉の肥大などについてご紹介します。 玉の肥大 タマネギが肥大するためには、「長日」と、15~20℃の温度条件が必要です。 肥大に必要な日長時間は品種によっても違い、 早生種では11~12.5時間、 晩生種では13~14時間が必要です。 玉が成熟すると2~3ヶ月休眠し、休眠からさめると芽を出します。 とう立ち 大苗は10℃以下の低温に合うと花芽ができ、春にとう立ちします。 とう立ちすると玉は肥大しません。 葉が3~4枚の苗で、根がよく伸びており基部がふくれていないものを選びましょう。 土壌 タマネギは、土質はあまり選ばない作物ですが、 砂地は、早生種の栽培 粘土質土壌は、中晩生に適しています。 収穫と保管 収穫は来年の4月中下旬からで、 収穫の目安として地上部が倒れた頃に収穫します。 収穫後は、日陰の風通しの良い所につりさげて保管します。
緑の相談所では、花や緑に関する相談に応じています。 無料ですのでお気軽にご利用ください。 TEL 096-368-7321 相談時間・・・開園日の9:00~12:00、13:00~16:00
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