4月19日、20日、26日、27日に、園内の小川で育ったスイゼンジノリを展示しました。
東海大学のご指導で、水槽と園内小川で栽培試験をおこなっています。
展示(植物園側入り口)

展示(ボランティア室)

展示(三角フラスコ)

園内の小川でふえました。
昨年の7月はザルの目から落ちるくらい小さいノリでした。
12月には、少し増えてきました。
今年の2月には少し減りましたが、だんだん大きくなって増えてきました。
そしてザルいっぱいになりました。
7月スイゼンジノリ

12月スイゼンジノリ

2月スイゼンジノリ

3月スイゼンジノリ

ひとつひとつのスイゼンジノリの細胞は非常に小さくて、顕微鏡でないと見えません。
顕微鏡写真

スイゼンジノリは淡水性らん藻の仲間です。
近年、食品としてだけでなく、保水力にすぐれたサクランという物質を含み、化粧水にも利用されるなど、利活用への期待が高まっています。
でも、自然界の野生株は絶滅危惧種とされていて心配です。
水前寺江津湖公園にある動植物園でも種の保存が出来るようがんばっています。 |