今春3月リニューアルオープン予定のペンギン・カピバラエリアの工事の状況を報告します。
今回の整備では、生息環境展示という展示方法を採用しています。
動物たちが生息している環境をできるだけ再現することで
動物本来の行動や習性を発揮させることを目指しています。
◎ペンギンエリア
フンボルトペンギンの生息地である、南米ペルーの海岸を再現しています。
ペンギン陸パドック
アクリルのフェンスを採用していますので、小さいお子さんにもかわいいペンギンが間近に!
ペンギンプール
円形の流れるプールです。
水面との距離がすごく近いですので、絶対に手を出さないようお願いします!
ペンギンビューイングシェルター
写真中央のアクリル窓からは、水中を飛ぶように泳ぐペンギンの様子を観察できます!
◎カピバラエリア
カピバラの生息地である、南米アマゾン川流域の湿地帯や草原を再現しています。
カビバラプール
写真はカピバラが泳ぐプールを整備しているところです。
暖かくなって、カピバラが泳ぐところを早く見てみたいですね!

◎ニホンザルエリア
こちらは今秋オープン予定です。
本園ニホンザルの古里である球磨郡相良村四浦地区の風景を再現しています。
奥山・里山の2つのビューイングシェルターからニホンザルを見ることができます。
里山ビューイングシェルター
納屋からみた棚田の風景を芝生で再現しています。
右手に見える石積みは、四浦地区に実際にある石の積み方で再現しています。

奥山ビューイングシェルター
ニホンザルが生息する奥山の風景を再現しています。
ニホンザルが座れそうな横枝の張った園内の樹木を選んで移植しました。
また、園内工事で発生した樹木をクモの巣状に地被植物に覆いかぶさるように置くことで
樹上性の動物であるニホンザルの習性を発揮させ、地被植物を守ることにしています。

オープニングの予定が決まりしだい、また報告しますので
お楽しみに!!
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