[ほ乳類][カバ、ラクダ、シカ、キリン、ウシ][偶蹄目][カバ科]
英名/Hippopotamus
学名/Hippopotamus amphibius
分布/アフリカ
【IUCN】レッドリストVU 危急種
【大きさ】体長3.5~4m。体重1300~2000㎏。
【体色】灰色や灰褐色で体毛はほとんどなく尾の先と口の周りに剛毛が見られるのみです。
【生息地】サハラ砂漠より南のアフリカ、河川や湖、沼の近くに生息しています。
【食性】草食性。草、樹皮、木の葉等。時に小型の偶蹄類等を食すこともあります。
【繁殖】一夫多妻で決まった繁殖期は見られません。妊娠期間は8か月程で1産1子。
【特徴】カバの皮膚の特徴は皮脂腺や体温調節作用を持つ汗腺が存在しないことです。その代わりピンク色の液体を分泌する腺があってこの液体は乾くと皮膚をおおう塗料となります。この赤い色素は紫外線を通さないため日光から皮膚を保護すると同時に細菌の感染を防ぐ働きを持っています。カバの頭部は大きくその側面には鼻、目、耳が一直線に並んでいるため水中に潜りながら周囲の様子を伺いつつ呼吸も出来るようになっています。
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