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ベニイロフラミンゴ

ベニイロフラミンゴ
[鳥類][フラミンゴ][フラミンゴ目][フラミンゴ科]
英名/American Flamingo
学名/Phoenicopterus ruber ruber
分布/カリブ海諸島全体と南アメリカの北海岸
【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
 LC(NEAR THREATENED)準絶滅危惧
【大きさ】150cm
【羽色】雌雄同色
【生息地】
 ラグーン、塩湖、アルカリ湖などの特殊な環境に生息しています。1000頭にもおよぶ非常に大きな群れを形成します。しかし、特殊環境に依存しているため、その消失が生息を脅かすと考えられています。
【食性】
 藻類やプランクトン、甲殻類など
【繁殖】
雌雄共同で泥を柱状に積み上げ巣を作り、その上に1個の卵を産みます。抱卵、育雛も雌雄共同で行います。雌雄ともフラミンゴミルクと呼ばれる栄養価の高い分泌物を作りヒナに与えます。
【くちばし】
 他の鳥類にない特徴的な形のくちばしは、食事の際に湖の泥ごとすくい上げ、くし状にならんだ”ラメラ”と呼ばれる歯のような場所で食物だけを舌を使ってこしとります。
【鮮やかな色】
フラミンゴの食べ物は、羽にピンクの着色を作り出すために使われるカロチノイド色素(ニンジンに含まれる色素にちなんで名付けられた)が豊富です。この色素がなければ、羽毛はゆっくりと漂白して色を失うので、動物園ではカロチノイド色素を含む食事を与えています。

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