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タンチョウ

タンチョウ
タンチョウ2
タンチョウ3
[鳥類][ツル][ツル目][ツル科]
英名/Red-Crowned Crane
学名/Grus japonensis
分布/北海道東部、中国東北部、シベリア東南部
【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
 EN(ENDANGERED)絶滅危惧
【環境省レッドリスト】
 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
【国の特別天然記念物】
【大きさ】140 cm
【羽色】雌雄同色
【渡り】国内で移動を行うことがあります(漂鳥、留鳥)
【生息地】
繁殖期は、低層湿原、河川、湖沼、越冬地は湿地、耕地、不凍の河川、湖沼、干潟に生息します。
【食性】
雑食性で、新芽、葉、種子、果実、穀類、昆虫類、甲殻類、魚類、カエル、鳥の雛、小型げっ歯類
【繁殖】
一夫一妻で生涯つがいになります。雌雄が協力し巣を作り、湿原の中の陸地に枯草などを敷いて円形の巣を作ります。2-4月に1-2個の卵を産みます。抱卵は雌雄交代で行います。抱卵期間は31-36日、生後100日ほどで親と同じくらいの大きさになります。冬季は親子は群れで越冬します。2-3月になると、若鳥の独立を促すため、突っつきを繰り返し、突き放し(子別れ)を行います。子別れが終わると、繁殖地に向け飛び立ちます。
【国内の状況】
江戸時代には記録として、東北や関東、中国地方、四国、九州でも見られていましたが、明治時代に食用に捕獲などされ激減していきました。その後、一時日本では絶滅したと考えられていましたが、大正時代に釧路地方で十数羽が発見されました。釧路湿原の生息地が天然記念物となり、その後タンチョウが特別天然記念物となり生息数を増やしていきました。現在国内で焼く1650羽が生息しています。
関連ワード/国内希少動植物種、特別天然記念物、絶滅危惧種

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