ゾウのおやつは竹!?
梅の花も咲き始め、温かな春ももうすぐやって来そうな気配です。昨年末に全面開園してから、『ゾウの竹採食』の見学も復活しました。『ゾウの竹採食』とは、ゾウが竹を食べる様子を動物資料館の動物相談員の説明を聞きながら見学するというものです。
今日も保育園のかわいいお子さんたちがやってきました。
熊本市動植物園には2頭の雌のアフリカゾウがいます。マリーとエリ、38歳と37歳。体重はそれぞれ3.5 tと3t。お話はそんなゾウの紹介から始まります。大きなゾウに子どもたちも大喜び!
左側のしっぽに毛がある方がエリ
さっそく飼育員さんに竹を入れてもらい、ゾウが食べる様子を見学しました。大きな孟宗竹をゾウは太い足で踏んで割ります。「バリバリバリ」といきなり大きな音が聞こえます。そして、鼻を器用に使って割れた竹を食べます。すると子どもたちから「すごーい」という声が上がりました。
鼻を使って食べます
ゾウが竹を食べる様子を見ながら、動物相談員のお話は続きます。ゾウの大きな耳が体温調節に重要な役割を果たすことやゾウが重い身体で移動しても「ドスン、ドスン!」などと大きな足音が聞こえない理由を聞いて子どもたちは興味津々。最後に「バイバイ」と手を振ってゾウ舎を後にしました。
平日実施される『ゾウの竹採食』の見学は大人気です。希望される団体は、団体観覧申込書(熊本市動植物園のホームページからダウンロード)に必要事項を記入して熊本市動植物園にFAX、さらに動物資料館(096-331-2502)に直接電話申し込みしてくださいね。希望が殺到する日もあるので、見学希望の場合は日程が決まったら早めに申し込まれることをお勧めします。
大きなゾウさんに大興奮でした
☆★資料館・津田★☆ |