新年あけましておめでとうございます。動植物園に赴任して、初めてのお正月を迎えています。
昨年は、全面開園後から多くの皆様にご来園いただき、おかげを持ちまして、地震前の賑わいを取り戻しつつあります。
あらためまして、全てのご来園者の皆様にお礼申し上げますと共に、今年が皆様にとって幸多い年になりますよう、お祈り申し上げます。
動植物園は、本日1月2日(水)から開園しましたが、天候にも恵まれたおかげで、お正月から多くの皆様にご来園いただき、とても賑わっています。
ところで、今年は子の年(ネズミ年)ですね。

ネズミの仲間は、齧歯目(げっしもく)、齧歯類(げっしるい)ともいわれ、哺乳類全種の約半数に当たる2000~3000種を占めており、南極大陸を除くすべての大陸に生息しているそうです。
当園でも、世界最大のネズミと言われるカピバラや体に鋭い針毛(トゲ)を持つヤマアラシ、愛らしい表情が魅力のモルモットなど、5種類のねずみの仲間を飼育しています
現在、1月5日(日)まで、「新春こどもまつり&干支の動物展」を開催中ですので、是非、この機会にご来園いただき、今年の主役たちに会いにいらしてください。

また、お正月ということで、各門には大きな門松を飾らせていただいています。
さらに、西門(植物園側入口)には、昇り龍や鳳凰を表現した特大の生け花が展示してあります。
これは、宇城市在住の増本様のご厚意により、15年ほど前からボランティアで飾り付けていただいているもので、今年は、宇土高校の華道部のみなさんにもご協力をいただいたところです。
1月9日まで、展示いたしておりますので、ご覧いただければと思います。
今年も、ご来園いただく全ての皆様に、楽しみ、おくつろぎいただけるよう、職員一同、取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年1月2日(水)
熊本市動植物園 園長 戸澤角充
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