【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
VU(Vulnerable ) 危急
【大きさ】全長64-69cm
【羽色】雌雄同色ですが、幼鳥は頭部から頸部・上面は褐色や濃灰色で、帯模様は入りません
【生息地】
南米の2カ国であるペルーとチリの海岸に沿って住んでいます。沿岸域を流れるフンボルト海流から名づけられました。
【食性】
魚、エビ、イカなど
【繁殖】
特定の繁殖期はないが、主に4-5月に繁殖を開始することが多く、一夫一妻制です。本来、グアノ層(ペンギンなどの糞が堆積して化石化した層)に穴を掘り巣穴としていましたが、その他、岩の隙間などにも巣をつくります。
【グアノ層】
グアノ層は肥料として非常にに優れた成分であったため、人間が採掘し産卵地が減りました。その他、ペンギンの主食であるアンチョビの乱獲、エルニーニョ現象などにより数を減らし絶滅が危惧されています。フンボルトペンギンは世界中で約24,000頭いると考えられていますが、減少傾向です。
Kumamoto Zoo Channel "フンボルトペンギンのヒナが初めて泳いだよ