[ほ乳類][カンガルー、クスクス][有袋目][フクロモモンガ科]
英名／Sugar Glider
学名／Petaurus breviceps
分布／インドネシア、オーストラリア北部および南東部、パプアニューギニアなど。
【IUCN】レッドリスト CR 近絶滅危惧種
【大きさ】体長16～21㎝。体重90～150ｇ。
【体色】一般的な個体はパールグレイの毛色が背面をおおい一部が黒とクリームの毛色で鼻筋から頭頂部、背中にかけて黒のラインが走っています。
【生息地】温帯から熱帯の森林に生息しています。基本的に夜行性で木の上から下りることはあまりなく集団生活を好みます。優位なオスを中心とした一夫多妻の小さな群れで生活をしています。
【食性】雑食性でアカシアや数種のユーカリの樹液、果汁、花粉、及び昆虫類、節足動物などを食します。
【繁殖】野生下では季節繁殖ですが飼育下では年中繁殖が可能です。妊娠後約10～15日で1産1～2子。有袋類のため幼獣は約70日育児のうで育ちあとは巣の中で40～50日過ごします。
【特徴】飛膜という前肢から後肢まで伸びる左右対称の器官を広げて木から木へ滑空します。下の前歯は木の皮をはいで樹液や樹脂を食べるために長くなっています。目は丸くて突き出ています。視覚については夜にわずかな光でも見ることができ動体視力が優れています。