皆さんこんにちは。熊本市動植物園園長の戸澤です。
9月に入り、朝夕は随分と涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
熊本市に秋の訪れを知らせると言われます『藤崎宮秋季例大祭』は、明日9/16日がハイライトの神幸行列ですが、軽快なラッパや太鼓の音には、毎年、季節の移ろいを感じされられます。
さて、9/14(土)に「ドリームナイト・アット・ザ・ズー in くまもと2019」を開催いたしました。
ドリームナイト・アット・ザ・ズーとは、慢性病や難病と向き合っている子どもや障がいのある子どもたちとその家族を閉園後の動物園に招待し、楽しいひと時を過ごしてもらうことを目的とした活動です。
1996年にオランダのロッテルダム動物園が、がんを患っている子どもたちとその家族を招待したことから始まり、現在では、世界44カ国の動物園・水族館約280園館がおこなっています。

熊本市動植物園でも2009年から実施しており、毎年、来園者の皆様に十分楽しんで頂けるよう、動物とのふれあいや餌やり体験など、職員みんなでアイデアを出し合いながら楽しいイベントを企画しています。

限られた時間ではありましたが、黄昏時の動植物園をたっぷりお楽しみいただき、ご来園いただいた、皆様の思い出に残る一日となったのであれば幸いです。
それを励みに、職員一同さらに愛される動植物園を目指して、これからも頑張って参ります。
今年も、大変ありがたいことに、ジブラルタ生命、(株)ノトス、九州動物学院より50名を超す職員や学生の皆様が、ボランティアとして運営にご協力いただきました。
残暑の厳しい中、着ぐるみを着て子ども達と遊んだり、写真撮影されたりと大活躍でした。
また、ジブラルタ生命のボランティアの皆様(胸の部分に青いプリントのある白のTシャツを着た方々)におかれましては、独自のスタンプラリーを企画され、商品までご用意いただくなど、大いに盛り上げていただいたところです。

さらには、当日、ジブラルタ生命熊本支社長の林様がご来園され、持ち運びに便利な投光器20セットを寄贈していただきました。
当園からも熊本市長名の感謝状を贈呈させていただいたところですが、あらためまして、ジブラルタ生命の皆様の暖かなお心遣いに、心よりお礼申し上げます。 
令和元年9月15日(日)
熊本市動植物園 園長 戸澤角充
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