[鳥類][ツル][ツル目][ツル科]
英名／Sarus Crane
学名／Crus antigone antigone
分布／インド亜大陸、東南アジア、オーストラリアの一部
【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
VU(VULNERABLE)危急種
【大きさ】140-180cmとツル科では最大
【羽色】雌雄同色
【渡り】行いませんが必要に応じて移動はします（漂鳥）
【生息地】
草原、湿原、河川、農耕地に生息します。
【食性】
動物食傾向の強い雑食で、昆虫、魚類、カエル、爬虫類、果実、種子などを食べます。
【繁殖】
繁殖期は雨季で、ペアは直径2メートル高さ1m近くの巨大な巣を作り、毎年それを再利用します。卵は1個または2個、抱卵期間31日間です。孵化後、数日間はヒナは親からエサを与えられますが、その後は親についていき、自らエサを探します。親の次の繁殖期まで行動を共にします。
【生息数減少】
インドでは、湿地の排水の不良や、農地の転用による生息地の減少があげられます。開発で急速に環境が変化しており、送電線への激突死なども増えてきています。