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ダチョウ

ダチョウ3
ダチョウ2
[鳥類][ダチョウ、ヒクイドリ][ダチョウ目][ダチョウ科]
英名/Ostrich
学名/Struthio camelus
分布/アフリカ
【IUCN red rist 絶滅危惧分類】
 LC(LEAST CONCERN)低危急種
【大きさ】体高オス210-280cm メス170-200cm 体重オス約120Kg メス約100Kg 現存の鳥類で最大 
【羽色】雌雄異色、羽の色がオスは黒、メスは灰褐色
【渡り】行わない(留鳥)
【生息地】サバンナ、低木林、草原
【食性】
草食性であり、植物の草や根、種を食べ、水分のほとんどを植物から摂取します。厳しい環境では、昆虫やトカゲなどを食べることもあります。
【走る】
飛ぶことはできないのですが、時速70Km以上で走ることができ、1回のストライドで3~5mになります。足の指は大きなかぎ爪をもつ2本です。
【視力】
鳥類の中でも特に視力がすぐれています。
【捕食者】
チーター、ライオン、ヒョウ、ハイエナ、ナイルワニなどですが、ダチョウよりも速いのはチーターのみのため、その他は潜んで狩りをすることしかできません。視力がいいのはそういった捕食者を見つけることが出来るようにです。
【繁殖】
通常10羽程度のグループで行動しており、群れを支配するオスが最も優位なメスと交尾を行いますが、他のメスとも交尾します。開けた場所にオスが土を浅く掘り巣をつくり、グループの卵はそこに集められますが、最も優位なメスの卵が真ん中に置かれます。抱卵はオス、メス交代で行われ、昼はメス、夜はオスが行います。メスの羽色の灰褐色は砂に溶け込み、オスの黒は夜に見つけにくいためだと考えられています。抱卵機関は35-45日、産まれたヒナのうち、1歳まで生き残ることができるのは15%程度と言われています。鳥類の中では寿命は長く30-40年です。
【国内のダチョウ】
生息地には複数の亜種がいますが、日本国内で見られるダチョウはアフリカンブラックと呼ばれる家畜化された種です。
関連ワード/走鳥、家禽

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