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園長日記

タンザニア報告【5】

2012年12月6日(木)

~セレンゲティ国立公園2~

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アカシアの樹上で休むヒョウ

 

前回、セレンゲティ国立公園内を走るセロネラ川のカバの群れを紹介しました。

ここでは、水温、植物などの水辺の環境や、食性や移動などの行動的なものをかなり詳しく調査を行いました。

 

カバが水中から上がる岸辺、夜陸上で草を食べるために通る道、イネ科の植物を食べた痕跡等、多くの観察ができました。死んだカバの骨も発見しました。

 

自然の営みとはこういうことを言うのですね。

 

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水温を計測中

 

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カバが食べたイネ科の植物

 

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カバの下顎の骨

 

今回はセレンゲティ最大のカバの群れがいる「HIPPO POOL」の紹介です。

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HIPPO POOLなのにゾウのシルエット???

 

 

ここは数ある野生動物の観察スポットの中でも、1,2位を争う野生を感じることのできる人気スポットです。

 

600平方メートル位の広さに、何と!200頭はいると思われるカバの群れ!群れ!群れ!

 

重なるようにひしめき合う野生のカバたちに、しばし言葉を失いました!

 

タンザニアの乾季は4月~10月といわれており、乾季に水辺を求めて集まるカバたちに、野性の凄みを感じたのです。

 

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HIPPO POOLのカバの群れ

 

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その数約200頭!

 

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夕方水辺から上陸し、明け方まで草を食べる。

カバは夜行性です!!!

 

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周辺に連なる、カバの通る道 (カバ道)

草は食べられています!

 

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カバ道と草がまだ残っています。

 

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常にまき糞をしながら、縄張りを主張する。

 

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一部の雄と、後ほとんどが母子のカバからなる群れ。

 

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観覧デッキ

 

 

水の中で休みながらも、常に自分の縄張りを主張するためのまき糞(尾を振って糞を撒く)をし、限られた水の中で互いに生きていけるぎりぎりの中で生きているのです。

 

極限状態に置かれながらも、自然の中で生き続けているカバという野生動物にあらためて、畏敬の念を覚えました。

 

命ある限り生きることへの執念、覚悟のようなものを感じたのです。

 

伝えるのはこれだ!今回調査の最大の収穫といってもいいと思います。

 

 

 

今回の調査を受けて、現在基本構想の策定に取りかかったところです。

 

江津湖を背景に、群れのカバたちが活き活きと暮らし、輝きながら命を繋ぐ姿を、皆さんにご覧いただきたいと思います。

 

 

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ライオンの群れ(母親と子)です。  

 

 

他にも、多くの野生動物や人々の営みをみることができました。

 

次回は、番外編とし報告したいと思います。お楽しみに~

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