本日5/30（水）から6/3（日）まで、当園の熊本最大級のキンシャチ（サボテン）を
ころがしたまま、根を露出させて展示中です！
熊本市動植物園植物ゾーンの花の休憩所には
熊本最大級のキンシャチ（サボテン）があります。
このキンシャチは平成３年６月に植栽され、
当時の大きさは高さ35センチ 直径46センチの大きさでしたが
現在では高さ85センチ 直径70センチ 周囲230センチの堂々たる体格に育っています。
推定樹齢は約50年です！
熊本サボテン多肉同好会によると、恐らく熊本最大だろうというお話でしたが
他に栽培されている方がいるかも！？
ということで熊本最大級と表現させていただきました。
熊本で当園より大きなキンシャチをお持ちの方はぜひご連絡ください。
しばらく連絡がなければ熊本最大と公言しようと思います・・・。
そのキンシャチですが、このところ元気がなく、形も南に傾いていることから
熊本サボテン多肉同好会の方からアドバイスを受け、植替え作業をすることになりました。
昨日の掘り取り状況の写真です。
報道関係者の方に公開して行いました。
植替え前の１週間は水を与えずに、土と根を乾燥させて掘り取りしやすくします。
また、エアースコップといって空気の力で土を掘る機械を使用し、
掘り取り時に根が傷つかないよう、慎重に作業を行いました。
サボテンは雑菌に弱いので道具も殺菌します。
ようやくサボテンが浮きました！！
重さは予想を上回る160ｋｇでした！！
ころがし完了！
えっ！このままにしてていいの？と思われたみなさん。
ご安心ください。！
サボテンは非常に乾燥に強い植物ですので
簡単に枯れることはないとのこと。
ころがしておくのは、植替え時に傷ついた根の切り口から
雑菌が入らないよう、根を乾燥させる必要があるからなんです。
普段見ることのできない、サボテンの根やサボテンがころがっている
ユーモラスな様子をぜひ見に来てください。
ちなみに、6/3（日）までは植物ゾーンのみ入園無料です！
植え付け作業は次の休園日（6/4）に行います。 |