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動物だよりvol.206熊本種~もっとくれ~♪

2017年5月4日(木)

平成29年5月4日(木)晴れ

 

熊本地震発生から386日。

 

しょんぼり、熊本種のクマさん。

 

あ、熊本種(くまもとしゅ)とは

肥後五鶏の1種で鶏(にわとり)の種名です。

「クマ」は個体の名前です。

 

動物の熊(クマ)の種類ではありません。

 

脱線しました。

 

このクマさん、昨日から採食量が低下したため

食べるお手伝いをしています。

 

5

  

大丈夫?

獣医師に抱えられて、おとなしくごはんを待っています(↑)。

 

ごはんをとりに腕を伸ばすと、クマさんのくびも伸びます(↓)。

6

 
7
 

あむあむ。

9
 

次のごはんを取りに腕を伸ばすと、再びクマさんのくびも伸びます。

早く次をくれーいと言っているかのようです。

1

 

本当は、ちゃんと自分で食べれるんじゃないの~?

さすさす撫でてもらいながらごっくん。

2

採食量が落ちる原因は色々あります。

ふだん世話をしている飼育担当スタッフと獣医師とで

動物たちの様子をよく見て、必要ならば検査も行って

原因を絞って対処していきます。

 

クマさんのくちばし

ちょっと削れて食べにくそうになっているので

それも要因として考えられます。

 

動物たちの日々の健康管理は

その動物についての基礎的知識はもちろん必要ですが

まずは動物を観察することです。

ふだんの姿や行動がわかっていれば

すぐに異変に気づくことができます。

 

飼育スタッフと獣医師との連携で

動物たちの健康は守られています。

 

今回は、あまり表には出てこない動物園のうらがわを

ちょこっとお届けしました。

 

クマさん、早く元気になりますよ-に。 

 

 

飯富 順子、上野 明日香 

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